低たんぱく症
タンパク質を取り込めなくなる病気。
こいつが一番病気にはかからないと思っていたが・・・
症状が出たのは去年の暮。
急に下痢が止まらなくなった。
「こんなことは過去にもあったな」とたかをくくっていたが
次の日も次の日も続く。
血液検査の結果、ひどい低たんぱく症と判明。
ほっとけばあぶなかったらしい。
ステロイドを投与して1週間ほどで下痢も止まった。
しかし、ステロイドの影響で喉が異様に乾くらしく、水をガブ飲みする。
当然、オシッコの回数も半端ではない。
我慢できずにポタポタ漏らしてしまう。
なので家の中では孫愛用の「おしめ」をしている。
両肘に大きな傷がある。
横になるとき、強く肘をついて腰をおろすため、体毛がなくなっている。
そこが何かに感染したらしく化膿しだした。
なので母の靴下を供出してもらい傷を保護している。
これをしないとすぐに薬を舐め取ってしまう。
ところがこんなサポーターなど、すぐに取ってしまう。
そこでエリザベス。
食事は「低たんぱくプロテイン」を与えている。それ以外は与えてはならん、と先生。
満身創痍な写真ではあるが、
「ボス、おなかが変」
「ボス、喉がすごくかわく」
「ボス、肘が痛い」
言ってくれればなぁ。ここまでしなくていいかもしれないのに。
不思議なことだが、下痢をしだしたころから今日まで、元気さは変わらない。
走るスピード。
散歩の様子。
食欲。
表面的にはなにも変わらない。元気そのもの。
しかし、ステロイドを長く飲み続けると肝臓がいかれてくるらしい。
ところが麗は先生もびっくりするほど肝臓の状態がよい。
腹水もたまってこない。
脅威の犬体なのか。
今は血液数値も標準にもどり、ステロイドを少しづつ減らせるようになった。
若干、肝臓数値が落ちたので、今は肝臓を保護する薬も投与している。
あと、どれくらい、麗と一緒にいられるか・・・
そんなことも考えてしまうが、後ろの新入りがそんな余裕を与えてくれない。
また、悪いことをたくらんでる顔だ。
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by hanapama
| 2015-09-02 13:13